ねじの応力集中

一般材料の段付き丸棒については、2つの軸径と段付き角Rで応力集中が決まりますが、一般市販ボルトに応力集中を考慮して締付トルクを計算すると非常に低い締付トルクになってしまいます。逆に、ボルトの降伏点の70%の軸力で締付けた場合に応力集中を考慮すると、計算では破断してしまいます。ねじの基本的なこととは思いますがご教授の程、宜しくお願いします。

ねじユーザー企業(一般)

[回答]ねじの集中応力

たとえばボルトの締付け時の集中応力(α)は,おねじ・めねじはめ合い端部近傍です。ねじ部平均応力のおよそ4倍程度です。この応力がボルトの耐力を超えても局部的な降伏が起きるだけで,このようなわずかな塑性変形で,ねじ締結体が成立しなくなるわけではありません。(破壊しません)
塑性域締付けといって耐力以上の応力で死ねるばあいもあるくらいですから,形状係数にとらわれずに取り扱ってください。
ただし,切り欠き係数(β)はまじめに取り扱ってください。疲労破壊は深刻な問題です。

選択無し 2005-03-16 00:00:00

[回答]Re:ねじの応力集中

回答有難う御座います。締結部じゃなくボルト頭の首下の角に関しては考慮しなくて良いのですか?再度ご教授宜しくお願いします。

質問者 2005-03-16 10:48:38

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