例えばJISメートル細目ねじ(めねじ)規格 B0211で付表内に「はめあい長さ」があります。これは何を意味しているのでしょうか?めねじの長さがこれの範囲でないといけないということでしょうか.
大学/研究機関の所属者
[回答]詳しくはJISを・・・
JISではねじのはめあい長さについてS(短),N(標準),L(長)の3つに区分されています。
また、はめあい区分も精,中,粗の3つに区分されています。
従って、はめあい長さとはめあい区分によって使用できるねじの等級に制限が出てきます。
はめあい区分を中にしよう(遊びを普通に)と思えば、はめあい長さがNの場合には6gのねじが推奨されています。また、はめあい長さがSの場合には5g(または6g)が推奨され、はめあい長さがLの場合には7g(または6g)が推奨されています。
すなわち、はめあい長さが短いSの場合には、ねじの公差位置がゼロに近づいた5gを、はめあい長さが長いLの場合には、公差位置がゼロから離れる7gを推奨するということです。
質問にある付表内のはめあい長さは、Nの長さを記載しており、この長さ以下がS、この長さを超えるものがLのはめあい長さになります。
あくまでもJISでは、はめあい長さとはめあい区分の組み合わせの選択肢を示しているだけです。
実際の選択に際しては、はめあい長さが短いとねじ山がせん断破壊を起こす、はめあい長さが長い場合には累積ピッチ誤差による勘合不良など、考慮しなければならない問題もあります。
なお、2001年にJISが改正になり、JIS B 0211は0209に統合されました。
詳細に関しては、JIS B 0209-1の12項(JISハンドブック ねじ�気�P.137)を参照して下さい。
選択無し 2003-01-17 00:00:00