No.318 [ねじの学び舎]タッピンねじが折れてしまいます|ねじJAPANニュース(メールマガジン)|ねじJAPAN

No.318|ねじJAPANニュース(メールマガジン)

このページでは、メールマガジン「ねじJAPANニュース」の過去記事を一部抜粋して紹介しています。掲載されている情報は配信当時のものです。

[ねじの学び舎]タッピンねじが折れてしまいます

先回のメルマガで紹介したGoogleのSNSサービス
Google+(グーグルプラス)が開始後約1ヶ月で2,500万人ユーザーを獲得しました。
1日で100万人づつユーザが増加しているという話しもありますので、このメルマガが届く頃には5,000万人に届いているかもしれません。

SNSで数々の失敗を繰り返してきたGoogleですが、利用者からも高い評価の声が多く、まずますのスタートを切ることができたようです。
では、本日もねじJAPANニュースを最後までよろしくお願い致します。

Google+、開始1カ月でユーザー数2500万人に--FacebookやTwitterより早いペース

ねじの学び舎

「ねじの学び舎」は、ねじJAPAN発行「質問技術相談集」のQ&Aを取り上げるコーナーです。知識向上にお役立てください。

質問:タッピンねじが折れてしまいます

アルミダイキャスト(材質ADC12)にタッピンねじを締め付けるときに、途中で折れてしまったり、+ビットが破損してしまいます。
ねじの頭が破断するのとは違うようです。
下穴径はφ3.7で、深さは11、使用タッピングねじは、(+)タッピンねじC―14X8です。
(鉄、クロメート)ボルトの選定が悪いのでしょうか?
よろしくお願い致します。

回答

下穴等の選定はいいと思います。
+ビットが破損とありますが、これは十字穴をいわゆる「なめて」しまうのでしょうか?
だとすれば焼入れのほうに問題があるかもしれません。
C−1ですから焼きなしと言う事はないと思いますが、一度焼入れ硬度などを調べられたらいいのではないかと思います。

編集後記

【Googleがゲームを提供開始】

★Google+に2つの変化
先回の号でも紹介し冒頭でも触れたGoogle+ですが、先回のメルマガから、この2週間の間で大きな動きが2つありました。
今回はその2つの動きについて紹介したいと思います。

★ゲームの登場
数日前、Google+メイン画面に新しいアイコンが登場しました。
そのアイコンとは「ゲーム」。
8月16日現在、日本語版Google+では、「アングリーバード」「ジンガポーカー」など16個のゲームが利用できます。(アングリーバードは単純なゲームですがハマります・・。)

さて、SNSにゲームが追加と聞くと意外に感じる方も多いかもしれません。
しかし、SNS内ではゲームは人気のサービスです。
実際Facebookでは毎月2億人近いユーザが利用し、そのうち50%は毎日アクセスすると言われています。(1)

ユーザにとっては、他のユーザと対戦したり交流を楽しむ場になり、SNS運営側にとっては、サイト利用時間を長くできるサービスです。
そして、ゲームを提供する会社にとっては、ゲームで使用する「仮想アイテム」を販売し収益を上げることができます。
Googleはこのゲーム内で販売する収益の手数料をキャンペーンプライスとして5%に設定しました。

ライバルFacebookが30%であることを考えると、Googleのゲームに対する力の入れようが分かります。
(これは検索で十分に収益があるからこそできる価格競争なのかもしれません。)

★Google+が検索画面に表示
さてもう一つの動きとは、
Google+内の投稿(共有)が検索結果画面に表示されはじめたことです。
説明すると、検索結果一覧画面内のリンクリストの中で、Google+内で投稿されたページがあれば、
その下に投稿したユーザー名とプロフィール画像が表示さます。
※下記Google公式ブログ内にイメージ画像が掲載されています。

○The latest update to Google Social Search: Public Google+ Posts(Google公式ブログ)

しかし、これは全てのユーザに表示されません。
条件があります。
その条件はGoogle+のユーザーでGoogleアカウントにログインしていること。
加えて投稿が特定サークル(=友達)向けではなく一般公開であることです。
既に、おすすめや要チェックのサイトをマークするGoogleの「+1」ボタンも検索結果に表示されるようになっています。(2)

つまり、GoogleはGoogle+内の「投稿」や「+1」データを、徐々に検索結果に表示するようにしています。
これはどのような影響を与えるでしょうか?
今後、Google+を利用するユーザーが増加してくると、Googleアカウントにログイン状態で
検索するユーザー数も増加することでしょう。

そうすると、ユーザーアクセス数が収益に影響するネットコンテンツ運営企業やECショップにとっては、Google+対策が(=より多くのユーザーに「+1」ボタンをクリックしてもらうことや「投稿」してもらうことなど)SEO対策と同じように欠かせないものになるかもしれません。

★一般公開はまだ
今回ご紹介したように、ゲームの投入、Google+内のデータの反映など、GoogleはSNSサービスに着々と手を打ちつつあります。
まだまだ、限定公開で一般公開はされていません。
招待状無しで利用できる一般公開になると、どのような反響を巻き起こすのでしょうか。

今一番暑い注目のウェブサービスがGoogle+であることに間違いはありません。

参考
(1)世界の流れを決めるFacebook 北米ソーシャルゲーム最前線
(2)気に入ったページに 「+1」 日本でも始まりました(Google公式ブログ)

2011/08/17配信