No.317 ねじJAPAN事務局でTwitterをはじめました|ねじJAPANニュース(メールマガジン)|ねじJAPAN

No.317|ねじJAPANニュース(メールマガジン)

このページでは、メールマガジン「ねじJAPANニュース」の過去記事を一部抜粋して紹介しています。掲載されている情報は配信当時のものです。

ねじJAPAN事務局でTwitterをはじめました

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ねじの学び舎

「ねじの学び舎」は、ねじJAPAN発行「質問技術相談集」のQ&Aを取り上げるコーナーです。知識向上にお役立てください。

質問:適正締め付けトルクについて

適正締め付けトルクについて質問させてください。
鋳鉄FC250に直接タップをきり、M6の鋼製六角穴付きボルトにて締め付けているのですが、生産現場で何回か繰り返し思いっきり締め付けているとタップがバカになる事がありました。

そこで適正締め付けトルクを規定したいのですが、計算式がわかりません。
適正締め付けトルクの計算式を教えていただけないでしょうか?
もし条件によって大きく変わるようでしたら、一般的な数値を教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

回答

適正締付けトルクはボルトの強度にもよりますが、タップがバカになるということから、おねじとめねじのはめあい長さが短いことが考えられます。
適正締付けトルクおよび、はめあい長さに関する文献が有りますので、連絡頂ければFAX致します。

回答

ボルトの適性締付けトルクを計算するには、以下の条件が必要となります。
1.ボルトの強度区分
2.被締結材の材質及び硬さ
3.雌ねじ材質(FC250とわかっています)
4.潤滑か無潤滑かを教えて下さい
5.締付け方法
・手締め
・トルクレンチ締め
・インパクトレンチ締め
(御質問では手で目一杯締めるとの事ですので、手締めとなります。)
以上の条件をご連絡頂ければ、目標締付けトルクを計算致します。

編集後記

Google+で始まるSNSの世界

★Facebookのユーザがついに7億人へ
Facebookが日本でも普及し始め人気を集めています。
ねじ業界でもアカウントを持っている人を見つけることが多くなりました。
最近Facebookが発表したところによるとアカウント数は約7億人を超えています。
アメリカではFacebookのアカウント保有者がパスポート保有者数を上回るほどです!(1)
さて、王者Facebookが君臨するSNSの世界へ遂に検索の王者Googleが新しいSNSサービスを投入してきました。

Googleが新しく立ち上げたSNSの名前はGoogle+(グーグル プラス)。
商品名に社名を使っているところからその本気度が伝わってきます。
※Google+をSNSと捉えるかどうかは議論されている分野です。
しかしサービス内容にはSNS要素が含まれていますのでこの中ではSNSとして紹介します。

★Google+でできること
さてGoogle+では友達を「サークル」という単位でグループ分けします。
たとえば、家族、同級生、友人、仕事仲間など。
このグループ分けは自由にネーミングができ追加や削除もOK。
そして、このサークルというグループ毎に自分のメッセージを投稿したり写真の共有が簡単にできます。
自分のメッセージ、自分が「サークル」分けした友達からのメッセージは、「ストリーム」という機能でシンプル簡単に確認できます。
もちろん「ビデオチャット」もOK。

つまり、これまでより簡単にネット上で友達や家族と情報交換ができます。
さて、このGoogle+のデザインはFacebookをかなり意識しています・・と言うより、真似をしたという表現になるかもしれません。

しかしこれは、新しい操作方法を覚えてもらうより使い慣れた操作方法で楽しめるためFacebook慣れしたユーザーを取り込むためには良い選択なのかもしれません。
さらにGoogle+にはAndroid用アプリが用意されています。
現時点でアプリは英語版のみですが、このアプリを使えば、スマートフォンから簡単にメッセージの投稿や撮影した写真の共有ができます。

★企業用Google+も登場予定 - それはSNS?
さてスタートしたばかりのGoogle+はどうなるのでしょうか?
実は今後、企業向けGoogle+の登場が計画されています。(2)
この企業向けGoogle+の実体は明らかではありません。

しかし、Googleが企業向けサービスとして提供しているGoogle AppsのGmail・Googleカレンダー・Googleドキュメントと、このGoogle+がうまく連携してしまうなら・・・、SNSではなくグループウェアに化けてしまうのでは?と感じています。

例えば、Google+でチームメンバーを1つのサークルにまとめる。
するとメールに頼らなくてもGoogle+で自分のチーム全員と情報共有がはかれます。
さらに、Googleドキュメントと連動すればプロジェクト資料も、Googleカレンダーと連動すればスケジュール管理や共有も、Google+でみんなと意見交換をしつつ簡単にできてしまうサービスも可能だと思います。

こう考えると、このGoogle+の登場は、SNSの王者Facebookだけではなくグループウェアを提供している会社にとっても脅威となるかもしれません。
いずれにしても始まったばかりのGoogle+の今後の動向が楽しみです。
※現在、Google+は限定公開のためGoogle+を利用するにはGoogle+アカウント保有者からの招待状が必要です。

Google+(公式サイト)

参考
(1)アメリカ人はパスポートを持っている人よりFacebookのアカウントを持ってる人が多い
(2)グーグル、「Google+」の企業向けバージョンの開発に注力の姿勢

2011/08/01配信