No.253 [ねじの学び舎]酸化着色のステンレスビスの腐食について|ねじJAPANニュース(メールマガジン)|ねじJAPAN

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このページでは、メールマガジン「ねじJAPANニュース」の過去記事を一部抜粋して紹介しています。掲載されている情報は配信当時のものです。

[ねじの学び舎]酸化着色のステンレスビスの腐食について

みなさん、こんにちは!
派遣切りなど不景気のニュースを毎日のように聞きます。
しかし、インターネットの価格比較サイトは
この節約に走る家計状況が追い風になっているようです。
というわけで、今回もねじJAPANニュースをお届けします。
※参考サイト
「2009 逆風に立ち向かう企業」カカクコム:
消費者の買い控え傾向は追い風だ (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0901/06/news003.html
カカクコムが高値更新の異彩高--不況も追い風にする業績の好調ぶり
http://japan.cnet.com/column/market/story/0,2000055915,20384993,00.htm?ref=rss

ねじの学び舎

質問:酸化着色のステンレスビスの腐食について

弊社の外回りのエクステリア部品に使用しているXM7のビスにおいて、酸化着色にてブロンズ色に着色したものが、設置後1ヶ月程度で変色し赤錆の様に見えるものが発生しました。
同場所で、生地(無着色)のものは問題が見られなかったのですが、こんなものなのでしょうか?
それとも異常品なのでしょうか?
また、原因は何なのでしょうか?
非常に困っておりお教え願います。

回答

酸化着色でもいろいろな着色方法があります。
・テンパーカラーといわれる熱を加えて付ける着色方法
・薬品で色を付ける着色方法
テンパーカラーは基本的に錆びやすく
熱を加えて付けているので錆びの様なものです。
御社の使われている酸化着色されたネジは
どういったやり方の着色か教えていただければお答えできると思います。
宜しくお願いします。

編集後記

ハイブリットカー本格普及 Yearへ

自動車各社の大幅減産・販売不振が伝えられる中、北米国際自動車ショーが開催されています。
環境技術に注目が集まる中、TOYOTA、HONDAから新型ハイブリット車が発表されました。
TOYOTAはハイブリット車の代名詞的存在の新型プリウス。
HONDAからは、新型インサイト。
新型インサイトの注目ポイントは、200万円を切る車両価格です。
プリウスと比べると燃費性能は見劣りするものの、車両価格を押さえたハイブリットカーを投入してきました。
これまでハイブリットカーは、燃費が良いものの車両価格に割高感があり、一般に普及しにくい面がありました。
今回HONDAは、ハイブリットカーの割高な車両価格を、燃費性能の良さで数年で取り戻せることを狙っています。
※ハイブリットシステム構造の違いによって、HONDAは、燃費性能が劣るもののコストが抑えられ、TOYOTAは、燃費性能が優れるもののコストが高くなるとされています。
対するTOYOTAも新型プリウス発売後も旧型プリウスを並行販売し、インサイトの価格に対抗するのでは・・・と見られています。
イメージ先行だった感もあるハイブリットカーですが、今年は一気に普及するステージに進んでいく予感がします。

参考
(1)ホンダ『新インサイト』搭乗レポート:
低価格かつ世界初の「楽しめるハイブリッド」
http://wiredvision.jp/news/200901/2009011322.html
(2)ホンダ「インサイト」&トヨタ「プリウス」、新型ハイブリッドカーを北米で初披露
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090113/1022686/?P=1

2009/01/19配信