三価クロメートについて

三価鍍金には大きく分けてブラック、クロメート、ユニクロがあると認識していたのですが、六価と同様にクロメートの中に光沢鍍金、有色鍍金があるように三価もクロメートと表記してその中にクロメートとユニクロがあるんだと言われました。
つまり三価クロメートは光沢メッキも有色メッキも含んでいるの解釈でした。
だから三価ユニクロも三価クロメートと表記しても良い
との事、このことについて本当にそれでいいものなのか
どうかご教示下さい。

ねじ商社/販売系会社社員

[回答]間違いではありませんが。

三価鍍金と表現しておられますが、亜鉛めっきに化成皮膜を生成させるクロメート処理。正確には三価の場合クロメートとは呼べませんが。クロメート処理(六価)には光沢(ユニクロ)有色、黒色、緑色クロメートとがあります。使い分けの目的は識別、防食性、装飾性。
処理に含まれる六価の使用が規制され六価が含まれるクロメート処理の代替技術として三価が開発されました。これらは色目の似たものに仕上げられています。まだそれぞれの名称が確立していないというのが現状です。
三価クロム化成皮膜というのが正式だとは思いますが、様々な名称ができているようです。
*三価ホワイト 三価イエロー 三価ブラック
*三価ユニクロ 三価クロメート
三価ユニクロはどうかと思いますが、いずれどこかに落着くと考えられます。
ご質問についてですが、間違いではありません。しかし第三者に有色クロメートと勘違いされるおそれはあるのではないでしょうか。

ねじ製造会社社員 2008-05-20 11:10:58

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