No.324 [ねじの学び舎]自動車のボルトについて|ねじJAPANニュース(メールマガジン)|ねじJAPAN

No.324|ねじJAPANニュース(メールマガジン)

このページでは、メールマガジン「ねじJAPANニュース」の過去記事を一部抜粋して紹介しています。掲載されている情報は配信当時のものです。

自動車のボルトについて

みなさん、こんにちは。
「日経トレンディ」が2011年のヒット商品ベスト30を発表しました。
ランキングで第1位に選ばれたのは「スマートフォン」。
最近では、手袋をしたままタッチパネル操作ができる「スマートフォン対応」の手袋がコンビニでも発売されているのを見かけ、時代の流れを感じました。
では、本日もねじJAPANニュースを最後までよろしくお願い致します。

「2011年ヒット商品ベスト30」、「スマートフォン」が第1位に選出

ねじの学び舎

「ねじの学び舎」は、ねじJAPAN発行「質問技術相談集」のQ&Aを取り上げるコーナーです。知識向上にお役立てください。

質問:自動車のボルトについて

自動車などに使われているボルトの頭に数字、または記号のようなものが刻印されているのを見かけます、通常のボルトJIS規格の表示とは少し違うように思うのですが、ほかに規格があるのでしょうか?また、その数字はなにをあらわしているのでしょうか?宜しくお願い致します。

回答

鋼製ボルトの場合は8.8や10.9など、ステンレス製であればA2-70といった表示がされていますが、これらの数字はボルトの強度区分を表わしています。
例えば
・鋼製ボルト10.9の場合
10…引張強さ1,000N/mm2(下2桁は省略)以上
9…下降伏点または0.2%耐力が引張強さの90%以上
・ステンレス製ボルトA2-70の場合
A2…鋼種区分
70…引張強さ700N/mm2以上
を表わしています。
強度区分以外に表示されている記号はメーカー識別マークです。
詳細はJIS B 1051,1054に掲載されています。

編集後記

アメリカのGoogleウェブ検索で生じているある変化

日本のGoogleウェブ検索では取り入れられていませんが、アメリカのGoogleウェブ検索で新しく取り入れられている1つの変化を今回はご紹介したいと思います。

まず、Googleは新しいSNSサービスGoogle+を最近開始しました。
そのGoogle+内のプロフィール情報に自分のブログURLを登録することができます。

さて、アメリカのGoogleウェブ検索で、検索結果画面にGoogle+のプロフィール情報で登録されたブログが検索結果に含まれていると、検索結果画面にGoogle+で登録された
・氏名
・プロフィール画像
・Google+でサークルに追加されている数(=フォローされている数)
・Google+内でのコメント数
が表示されるようになっています。
※google.comで「google authorship」を検索した結果へのリンクを貼っていますのでご覧になってください。

この変化は何を意味しているのでしょうか?
一つの点は、GoogleがGoogle+というSNSの世界とウェブ検索を1つにまとめようとしている流れになっているということです。

もしかすると、Google+の内容がGoogleのウェブ検索ランキングにこれまでより大きな影響を今後与えるようになるかもしれません。

つまり、そのページがGoogle+で共有(=投稿)された回数、コメントされた数、ブログ保有者がフォローされている数などがGoogleウェブ検索ランキングに影響を与えるようになるかもしれないということです。

さて、今日ご紹介した変化は、ユーザーの利便性向上をはかるということより、登録数が数億人を超えるFacebookに対抗し、Google+ユーザーを獲得するために行なっている意図を感じるのですが、皆さんはいかがでしょうか?

2011/11/07配信