No.245 [ねじの学び舎]タッピングねじについて|ねじJAPANニュース(メールマガジン)|ねじJAPAN

No.245|ねじJAPANニュース(メールマガジン)

このページでは、メールマガジン「ねじJAPANニュース」の過去記事を一部抜粋して紹介しています。掲載されている情報は配信当時のものです。

[ねじの学び舎]タッピングねじについて

みなさん、こんにちは!
先週、台風がやって来ましたが、「今年は台風が少ないのでは・・・?」と感じていると、同じような疑問が投稿されているQ&Aページを見つけました。
気象・防災情報サイト [tenki.jp]    運営:(財)日本気象協会
[今年は日本に上陸する台風が少ない]
http://tenki.jp/knowledge/detail?id=113
※Q&Aサイトですので、あくまでも内容は参考程度に。
というわけで、今回も、ねじJAPANニュースをお届けします!

ねじの学び舎

質問:タッピングねじについて

タッピングねじの垂直にかかる荷重がどこまで耐えられるのか(4mm)
一本でどのくらいの荷重が保てるのか

回答

強さは被ねじ込み材及びねじの材質等に応じる。
被ねじ込み材の厚さが厚い(引っかかり量が多い)場合は、めねじが破壊されずにタッピンねじが引張り破断します。
たとえば、4mmタッピン1種で
材質がSUS XM7の引張り破断荷重は、500kg強です。
(焼入れされたタッピンねじは、これよりも大きな破断荷重になります。)
ねじ自体の強度はこれだけありますので、あとは被ねじ込み材の厚さ(ある程度の厚さまで)によって
引張強度は変化します。
なお、被ねじ込み材の材質によっても引張強度は変化します。

編集後記

知らない間に自分の姿がネットで公開!?

知らないうちに勝手に我が家が
道路から撮影されネットで公開されている。
交差点で待ち合わせしている自分の姿が
いつの間にか撮影されネットで公開されている。
そんな勝手な事‥‥。
と感じるかもしれませんが、インターネットで実際に起きていることです。
最近、Googleマップに新しい機能が追加されました。
ストリートビューとネーミングされたこの機能を利用すれば、道路から見た景色を、ほぼ360度見ることができます。
使ってみると面白く、営業や遊びの下見、友達に場所を教えるときなどかなり役立つ機能だと思います。
この機能を本で実現しようと思うと
途方もないほど!分厚い本になってしまうので、ある意味インターネットだからできた機能とも言えます。
ちなみにこの映像は、360度カバーする特殊なカメラを車の上に設置し、車を走行しながら撮影したようです。
複数のブログでGoogleロゴマークを貼りカメラを搭載した車の写真が
アップされています。
でも、何気無い建造物だけなら良いのですが、Googleの撮影車が通ったとき自分が道路の側を歩いていたら‥‥‥‥?
もちろん、そのままインターネット上に公開されてしまう可能性があります。
それで、冒頭で触れたようなことが生じるわけです。
※もちろんGoogleに依頼すれば問題ある画像を削除してもらえますし、人の顔はぼかし処理が行なわれ、配慮されているようです。
ネット上では
この機能とプライバシーについて問題提起しているブログもあれば、ストリートビューで撮影されたおもしろ映像を
まとめたブログもあるなど話題を集めています。
今現在、この機能はまだまだ日本全国をカバーしていません。
GoogleMapで、まだストリートビューが利用できない地域に住んでいるなら、カメラを搭載しGoogleロゴマークを貼った車が
そのうち撮影に来るかもしれません‥‥その時はご注意を!?

2008/09/22配信