行動指針の実現へ

(社)日本ねじ工業協会
会長 望月 正紀

 

 
去る5月29日、第41回通常総会において第9代会長に就任いたしました。何分にも浅学非才の身ではありますが、与えられた責務に対して鋭意努力をいたす所存です。

   
私は協会運営に当り3つの行動指針を定めました。
 

1.
 
2.
3.

国際化、情報化など急激な経営環境の変化に対応できる人材の育成と企業基盤を確立する。
会員相互の連携を密にするため部会活動をより一層活発強化する。
会員に役立つ情報が得やすい、相談しやすい魅力ある協会の実現を目指す。

 

 

1.は、会員各位が個々に取り組む問題ではありますが、協会も側面からサポートして参りたいと思います。
2.は、これまでにも協会に部会組織はありましたが、殆ど有名無実で機能しておりません。改めて部会を再編成し、部会活動を活発化して参りたいと思います。
3.は、事務局が三輪専務理事に替わり、若手も育ち事務局も強化されつつありますので、会員から頼りがいのある事務局を目指します。

また、協会事業の大きな柱のひとつでもある行政との緊密な役割も果たさなくてはなりません。20年に亘って続けられた構造改善事業も終わり、本年度は中小企業経営革新法の対応を検討し、実態調査などの前提事業を具体的に推進し、平成14年度実施を目指す予定です。

今、政治も経済も閉塞状態が続いております。また、21世紀を迎え日本産業は完全にボーダレスの時代に入りました。今「失われた10年」と言われておりますが、デフレによる物価の下落と個人消費の低迷により、工業製品が国内で生産しても採算割になるため東南アジア、中国に生産をシフトしております。
必然的にねじの価格が下落したり、注文が無くなったりしております。また一方で安価なねじ輸入品も年々増加しており、市場が混乱しております。ねじ業界においては大変な出来事であり、危機感を感じざるを得ません。今後の大きな課題となりましょう。

最後に会員各位及びに関係官庁、諸団体の皆様方のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

(クラウン精密工業株式会社 取締役社長)